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オフだ!休みだ!!自由だ!!!
が、外に出ると変装が下手なのかすぐにバレて囲まれるので家に篭もることにした。別にやりたいことないし。
「……勉強しよ。」
昨日の空き時間を全て勉強に使ったからか、割と会話などの法則も覚えてきた。もう簡単な話くらいなら申し分ないだろう。後は単語とかを色々覚えよう。
韓国の次はイタリアも良いな。他にもタイとか、ベトナムとか。
その為にも、韓国語をさっさと覚えてしまおう。今から知識が増えるのが楽しみだ。
…………
……
…
「…あれ、もうこんな時間。」
気付けば昼の2時だ。ご飯食べなきゃ。
…韓国語の勉強をしてたら、韓国料理食べたくなってきたな。
そういえば、少し歩いたとこに韓国料理のお店があったっけ。
「……ま、変装すりゃいけるよね。」
適当な私服に着替えて、帽子とサングラスとマスクを着ける。多分バレないでしょ。
家を出て鍵を閉め、少し歩くと人が減りだした韓国料理店が見えてきた。
中に入ると、時間帯が良かったのかかなり空いていた。
「いらしゃいませぇ、あいてるぅおせき、すわってぇー」
あ、韓国人なんだ。本場の韓国料理じゃん。
『ありがとうございます。オススメはありますか?』
『!韓国人ですか?』
『え?いえ、日本人です。最近勉強してて…』
『日本人?!すごくお上手です…』
すると店員さんはカタコトで「ハングゴ、うれしー」と手でグッドサインをしながら話してくれたので、同じくグッドサインをして『自分も、日本語嬉しいです。ありがとう。』と韓国語で伝えた。
すると店員さんは「オススメ!まってくださいね!」と厨房へ戻って行った。いい店員さんだ。
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作者名:りいた | 作成日時:2021年9月15日 12時