【BTS】性別不詳のソロアイドル (ページ14)

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『ね、せっかくだから一つだけ秘密教えてくれませんか？もちろん韓国語で。口外はしません！』
『え、あー…年齢は、今年で20です。』
『へえ！ジョングギの一個下だ！ていうか、年下なんですね。びっくり。』
『えっ、JUNGKOOKさん1つしか変わらないんですか？レベルが違いすぎてもっと上かと…それこそビックリです。』

ていうかJIMINさんってJUNGKOOKさんより年上なんだ。それもびっくり。失礼かな。

『ジョングギはマンネだから、他のメンバーもみんなMWさんの年上ですね〜。』
『わ、そうなんですね。ていうかそれなら敬語外してください。申し訳ないです。』
『そう？じゃあお言葉に甘えて。』

あれで末っ子か…すごいなBTSって…帰ったらもっとちゃんと調べてみよう。

『…性別はやっぱり秘密？耳打ちもダメ？』
『……事務所NG…ってやつですね…まあ、年齢もそうなんですけど。』
『そっかぁ、そうだよね。』

シュン、とJIMINさんが落ち込む。なんだかVさんと似てるなと思ってしまって、申し訳なくてつい手を差し伸べてしまう。

『…なら…もし一緒にTVに映る機会があれば、JIMINさんにだけ教えます。』
『……え、えっ？な、なんで？』
『あはは、そんな瞬間が無いと思うからです。』
『そ、そんな事ないよ！…でも、なんで僕だけ？』
『…ちょっとしたお礼です。他の人には内緒ですよ？』

『まあ、あればですけど』と付け足して少し笑ってみせる。

『っ…あるよ、絶対。約束だからね？』
『はい、もちろん。MWに二言はありません。』

そう言って小指を差し出すと、JIMINさんも恥ずかしそうに短い小指を出してくれたので指切りをする。指まで可愛いとかまじか。

なんだか、身分違いの友達ができた気分だ。なんて思うのは私だけだろうから、口には出さないけど。