2人はいつもすれ違い (ページ23)

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ハンター試験ページ23

いきなり落ちてしまってびっくりして固まったA

固まっているとリッポーと言う者が説明してくれた

説明が終わると｢健闘を祈る」そう言って放送が切れた

『なにこのむちゃくちゃな命令』

Aの前にはなにか置いていけと言う看板があった

『何も持ってないけど…うーん、仕方ない』
自分が羽織っているマントを脱いで置いた

そうするとドアが開く

『私のマント…』

仕方ないしと落ち込みながら進む

長い道を進むと広い場所に着いた

なんだここと思っていると奥から人が沢山出てきた

出てきた途端放送が始まった

｢よくここまで来れた、ここは死刑囚が沢山居る所だ。この死刑囚達を倒せば次の道へ行ける。制限時間は1時間だ」

『1時間もいらない、30分、いや20分で足りる』

｢ほう、なら制限時間は20分だ！」

そう言って放送がまた切れた

ゴン達は多数決の道へ進んでいて進んだ先には監視室らしい所についた

｢なんだ、ここ監視室か何かか？」
レオリオが言う
｢人が居るぞ」
モニターには人が写って居る
｢あれもしかしてAじゃない！？」

｢嘘だろ、ゴン冗談も程々にしろよ」

｢確かにあれはAだな声がそっくりだ」

｢あいつ死んじまうぞ！死刑囚相手にかなうわけない！」

｢まあ見とけって」

キルアが言う

『さて誰から殺ろう？』

｢嬢ちゃんそんなに舐められちゃ困るね」

と後ろから攻撃してきたが

『うっさいよ、おじさん』

そう言った瞬間Aの後ろにいたはずなのに前の壁に血だらけです倒れている

『で次は誰？』

死刑囚達は大人数でかかってきたがあっけなく血だらけで倒される

『5分余っちゃった』

返り血で血だらけのA

・

｢嘘だろ、死刑囚が殺られてるAは一体」

｢Aは強いからね！」

ゴンが言う

・

『血飲みたいけどこれ監視されてる…我慢するか』

手に着いた血をﾍﾟﾛｯと舐める

｢ゔゔう…」

『まだ生きてたの？しぶといね』
｢お前は一体…」
『目には目を、足には足を…』
｢…？」
『たとえそれが心臓だとしてもやり方は変わらない』
｢やめてくれ…！お願いだ！」
Aは床にころがっていた大きな針で相手の心臓を刺した
｢あ、…」
『私は厄介事は望んでない』
｢お前なんかがいるから…」
そう言って息をする音が消えた

・

モニターから見てたゴン達は会話を聞いていた