菅原の彼女は無気力少女でした!

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Aside


ｶﾞﾁｬ


母「あ、おかえり。早く鞄置いてきなさい」



A「はーい…」




ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ……ﾊﾞﾀﾝ


A「はぁー……」


『彼氏の前で他の男の話しすぎ』



さっきのことを思い出してしまう。キス事態初めてじゃないけど……!＿＿さっきのは…









母「A!ご飯は冷めるでしょ!!」


A「いまいくー」




今は忘れよう。


頭をぶんぶんと横に振り、さっきのことを忘れようとする。


それにこれ以上、下りていかないともっと何か言われるのでリビングへと向かった。









母「で、どうだったの?」




ご飯を食べていると話しかけてきたお母さん。多分今日、戦ったことを聞いているのだろう。




A「勝ったよ、接戦だったけど。」




母「へぇー、……あなたはもう大丈夫なの?」




A「＿＿んー多少わね……それじゃあごちそうさま、」









ご飯を食べ終え、お風呂に入り自分の部屋に戻った。



そしてクローゼットの中からダンボール箱を出した。ここに来てから1度も開けたことの無いダンボール…



＿＿＿なぁ春高って知ってるか?



＿＿＿春高?



＿＿＿バレーの全国大会のことをそう言うんだってみんなで目指そうな



＿＿＿うん!!



＿＿＿でもAは女子だから試合は別だよね



＿＿＿私も女子バレー部として行くもん!




そんな思い出もこのダンボール箱の中に閉まっていた。







もう叶うことのない4人の約束____

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