菅原の彼女は無気力少女でした!

番外編【バレンタインデー】 ページ17

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菅原side

＿朝練終了＿


田中「スガさんはいいなぁ」

菅原「なにがだべ?」

西谷「確実に貰えるじゃないですかチョコ」

澤村「や、分からないぞ。あいつは忘れてるかもしれん」

菅原「やめろよ!フラグが建つだろ!!」


Aの事だからありえるかもな…。



菅原「清水!去年ってさAから友チョコとかもらったか?」

清水「私があげて『あ、忘れてたからホワイトデーにお返しする〜』って感じだったけど……」


忘れてた…やっぱり今年も……


澤村「まぁ去年とは違うんだし…な?」

菅原「大丈夫かな」



教室に入ってみるといつものように風流(←梓の事だよ)と話してみた。


何話してんの?と聞いてみると企業秘密です、とわけのわからないことを言われ、チャイムなるよーと言われた。


なんか貰える気がしない……


そんなことを考えながら1日を過ごした。


澤村「おーい、スガ?」

東峰「でも周り騒いでるんだし、気づきはしたんじゃない?」


清水「貰えると思うけどなぁ(Aから友チョコ貰ったし…)」

菅原「……いつ?」

澤村「ま、帰りに言ってみればいいんじゃないかな?」


それなんか恥ずかしくない!?



Aとの帰りも上の空で話を聞いてた。


A「おーい?孝支?こーうーしーさーん?」

菅原「なに?」


ぼけーとしている俺を気にしたのか名前を呼んできた。少し素っ気なく返事をするとピタととまり、鞄の中をあさる。

はい、と出してきたのは綺麗にラッピングされたチョコマフィンだった。


菅原「え?」

A「孝支にどうぞ」

菅原「くれないかと思った……」

A「なんでみんなそれ言うの!?」


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1話じゃ終わらなくて2話になっちゃいました…

私も友チョコ作る予定だったんですけど親に

「あんたは受験生でしょ!?」

と言われ作るなら来月にしなさい、と言われました。

なんか申し訳ない……



10,000hitありがとうございます!!

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