Dream………＊* Ⅱ (ページ6)

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5人で、
スヤスヤと寝ている神宮寺の部屋に
行った。

ほんと、なんにも無かったかのように、
安らかに寝息をたててた。

ひ「どうするか…」
た「俺、やだよ？」
き「俺も。」
い「………」

な「なぁなんで？」

みんなが一斉に廉を見た。

な「なんでみんな、じんが記憶無いって
決めつけるん」

ひ「だって先生が、」

な「医者が言ったたった一言だけで
俺らの今までは無かったことになるのか！？」

ひ「いやっ、それは…」

な「じゃあなんなん？！
なんでみんなそんな弱気なん？！」

ひ「弱気じゃねえーよ」

な「はぁ！？お前嘘つくなよ」

ひ「お前いい加減にしろよ？
受け入れなきゃならねーこともあるのに
お前だけ現実逃避してさ」

な「現実逃避じゃねーよ！！！！！」

ﾊﾞｷｯ

ﾄﾞﾝｯ！！！！

ひ「って、……………何すんだよお前」

取っ組み合いの喧嘩が始まった。

た「ちょいちょいちょいちょい…」

ひ「んだよやんのか？」
な「お前いい加減頭冷やせよバカ」

もうやめてよ…

神宮寺がこんなこと知ったら悲しむよ…

チラッと彼を見た。

い「えっ」

じ「…」

ただ、何もしないで、

喧嘩してるみんなを見て、

じ「………………」

じっとベッドに横たわってた。