Dream………＊* Ⅱ (ページ45)

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お墓は、

僕達が勝手に作った。

もう夢から出てこないように、

ずっと生き続けるなんて苦行せずに

天国へ行けるように、

魔女(あの子)がね。

僕達なりに考えたんだ。

結局12時になる前に

夢から抜け出してしまったから、

あの後魔女がどうなったかは分からない。

もちろん行方も。

あれっきりだ。

い「どこ行ったんだろ」

な「まぁ気にすんな」

じ「俺も気になる」

ひ「お前ら……こりねー奴だな」

き「やめとけやめとけ」

た「きっと天国にいるよ」

い「だね」

じ「お前らおとぎ話大好きすぎか(笑)」

い「じんぐーじに言われたくない！だいたいあの夢の舞台なんなのさ！」

じ「は？」

い「あんなメルヘンな設定、蛇足すぎるよ」

じ「いや俺じゃねーし」

い「だって先に寝たじゃん！」

じ「いや先に寝たけど俺の夢じゃないかもしれねーだろ？！決めつけんなよ！！」

い「なんだよ！俺がいないと死んでたくせに！！」

じ「はぁぁぁ？！？助けてってお前に言った覚えありませーん！！！」

な「はい。始まりました。喧嘩。」

ひ「絶対またなげーよこれ」

き「海人～今日一緒に飯食う？」

な「んで岸くんお構い無しと。」

ひ「俺らも触れないでおこう」

た「行きたい行きたい！！」

な「そだな。優太！俺もいきたーい！！」

き「はあ？！一人分しか奢りたくない」

な「分かったって(笑)んじゃ割り勘で」

き「ありがとううう！」

い「もう。…………バカ。」

じ「何？」

い「ばか！！神宮寺なんて、大嫌い！！！」

じ「ひど…………」

い「…………………嫌い。」

じ「ふーん。」

ｸﾞｲｯ

じ「俺は大好きだけどな。」

！！！！！！！！

fin