Dream………＊* Ⅱ (ページ38)

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い「なんでそんな
勝手なことすんの！？！

なんで危険なことに
わざわざ追加で3人巻き込むのさ！

ただでさえ既に3人危ない目に遭ってるのに…」

れんから事情は聞いた。
でもどうしても納得できない。

い「なんのために？
救うって………無理でしょ、もう
あと5時間しか無いんd」

ひ「はぁ？」

下を向いていた紫耀が
顔を起こした

ひ「玄樹お前…俺ら仲間だろ？！？」

ﾋﾞｸｯ

こんな真剣に紫耀に見つめられたことは
正直初めてで、すごく動揺した

ひ「なんでもかんでも1人で背負い込むな？
俺らに頼れよ、玄樹」

な「そーやで。玄樹」

た「かいもかいなりに頑張るからさ！
一緒に戦わせてよ！」

どれもかもが心に刺さって
動けない

き「だって。いわげん。どする？」

岸くん…

い「岸くんは…？青春、したかったんでしょ？
早くしないと間に合わないよ…」

き「俺？俺は、変わらないし、大丈夫だよ。」

い「変わらない？」

変わらない、とは？

き「俺の青春は、
King&Prince全てだからさ」

えっ……

い「岸くん…」

き「だから俺の夢、紫耀、れん、海人の夢、
一緒に叶えてよ」

い「紫耀たちの夢？」

き「そう、…」

″King&Princeが、
昔も今も変わらず、
ずっとずっと一生一緒で
仲良く過ごせますように。"

僕は、この世で1番、
幸せ者かもしれない。

ひ「早くしねーとじん帰っちまうぞ」

い「…うん」

な「どこに帰んねん笑」

た「早く支度して行こう、その岬に」

な「優太…」

き「うん、キレのいいツッコミだったよ」

な「ゆうだぁぁぁ！！」

ひ「待ってそこで熱くならないで」

い「ふふっ笑」

た「あっ、笑った笑」

ひ「その目、じんが見たらまた心配するぞ」

な「さっ、涙を拭いて！」

き「いわげんには笑顔が一番だよ、

ね？

じゃあ、行こうぜっっっ！！！！！！」

い「うん！行こう！！！」

みんな、ありがとう。
僕、もう逃げない。