三十路少女【∞】 (ページ6)

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村上side

横山｢ヒナ、桜！大丈夫か｣

｢よこちょ！大丈夫やったん！？｣

横山｢大丈夫やった、こっちや｣

｢うん、｣

村上｢なぁ、ヨコ｣

横山｢ん？｣

村上｢丸はどこいったん｣

横山｢トイレ、あいつ余裕やろ？怖なるわ、それよりはよ行こうや、大丈夫そうやから｣

なんか、ちゃう…、これはヨコとちゃう

どうにかして逃げな…、このままやとあかん気がする。…くそ、むっちゃ怖い…！

村上｢…よこ、俺もトイレ、いきたい｣

｢｣

横山｢しゃーないなぁヒナちゃん、こっちやついてったる、｣

｢おわ｣

村上｢これはヨコとちゃう、トイレ行く間に逃げろ、((小声｣

桜をギューッと抱きしめて耳元でなるべく端的に話す、桜は子供っぽいけどこういう時冷静でおれるやつや

2人でやられるよりは1人逃げるの方がええに決まってる、

｢｣

…むっちゃ怖い、、ええ歳したおっさんが泣くな、…、泣いたらバレる

村上｢よこ、俺怖いからちゃんとおってや？、｣

横山｢わかってるで｣

村上｢……｣

横山｢ひな、なんで泣いてるん｣

村上｢…｣

横山｢怖い？｣

村上｢…ぅん、｣

横山｢なにが？お化け？トイレ？｣

肩をガシッと掴まれ目を合わされる、…こわい、…、あ、、桜はちゃんと逃げれたんやろか

横山｢それともヒナちゃん、俺が怖い？｣

村上｢…｣