三十路少女【∞】 (ページ5)

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肝引きちぎれるわページ5

｢事故！？｣の続き

｢…信五くん、帰ろっか｣

村上｢立たれへんっ、やぁ、｣

怖さで吹っ切れて涙がポロポロ流れている信五くん、これはさすがにあかんことなったな

横山｢ひな、頑張って立てるか｣

村上｢よこぉ、｣

丸山｢僕周り見てくる｣

｢いやいや、アホか！、私も行きたい！｣←

横山｢あかん、なんかあったらどーすんねん、俺と丸でいく、桜はヒナのこと見とって｣

唐突の命の危険やら恐怖やらですっかり｢ヒナ｣呼びになるよこちょ、強火夫婦担の私にはむっちゃうれしいからええねんけどっ

｢信五くん、…なんか、ゆーちゅー…！？｣

村上｢桜…？｣

｢いや、なんもないで｣

動画サイトでもみせて怖さを和らげようと思ってケータイを開くと非通知の電話が何十件もきていた、さすがに怖くなってケータイを投げ捨ててしまったわけや

信五くんをこれ以上怖がらせる訳にはいかんから、無かったことにしてケータイを持ってきていたリュックの中に入れた

村上｢大丈夫、やからな？…なんかあったら、絶対守ったるから、｣

｢…ぁりがと｣

自分だってむちゃくちゃ怖いくせに、…くっそイケメンめ、！

｢私も、信五くんのこと守るよ((ﾎﾟﾝｯ｣

村上｢なんでやねん、俺が守るの、｣

｢あははw、可愛い｣

いつまで頑張れるかな、…わたし。