毎日嫉妬しっぱなしだぁ!!!! ページ8
Aside
類先輩はだいたい司先輩と一緒に居る。
おそらく、類先輩の美しすぎるオーラに教室内の人は近づけないのだろう。
ふっふっふっ。
類先輩に近づけないなんて……、なんて可哀想な人達なのだろうか。
仕方がない。貴方達の分まで私が話してあげようではないか!!!!
単純に私が話したいだけなのだけれどね!?
というわけで、私は今類先輩の教室前に居るのだけれど……。
「あ、ショーについて話してるのかな」
何やら司先輩と類先輩が真剣な表情で話している。あのようにかっこいい表情をしている時は、大抵ショーについて話しているのは分かっている。
「今回はやめておいた方がいいかな……」
いや、でも……。司先輩……。
なぜそんなに近距離なんですか?!?!
近いです!!!(机を挟んでいる) 近すぎます!!!(机の上にある紙を覗いてるだけ) キスでもするのですか怒りますよ!?(2人とも下を向いている)
私もまだしたことがないのに!!!!!!
「うぅ、司先輩になりたい。いや、類先輩の右耳につけているピアスになりたい」
ドアをつかみギリギリと歯ぎしりしていると、類先輩がいきなり顔を上げた。そして、私の方を見て手招きを……えっ?
「おいでA君」
「ん? なんだ。Aいたのかぁぁぁぁああああ?!?!? 危ないだろう!!!!」
私は類先輩に呼ばれ一瞬で司先輩の隣にある椅子をお借りして座った。その間０コンマ数秒……のわけないけど。
「失礼致します!!!!」
「ふふっ。いらっしゃい」
「美しすぎる!!!!!!!!」
「その反応いい加減疲れねぇか?」
司先輩は呆れ顔を浮かべていたがそんなの知らない。だって、類先輩が今真剣な顔でショーのことを考えている!!!!!
これは!!!! カメラに収めなけ………
「カメラを構えたら今日もうお話しないよ?」
「ｽﾝｯ( ˙꒳˙ )」
バレてしまった。残念……。
「さて、A君も来たことだし屋上にでも行こうか」
そう言って立ち上がる類先輩かっこいい。
って、そうじゃなくて。
「今から屋上へ?」
「別に今からだったらここでもいいだろう」
司先輩も不思議そうに類先輩を見上げている。
おや、少し可愛いじゃないですか司先輩。類先輩には負けますけどね?!
「いいから」
類先輩が言うなら私は地獄の果てまでついて行きますけどね!!!!!
「類………お前……」
「ふふっ。秘密だよ司君」
な!?!? 2人は秘密を共有している中なのですか?!
ずるいです!!! 司先輩のバカァァァ!!!!!
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
