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なぜかみんなタキシードやドレスを着ている。
寧々ちゃんは淡い緑色、えむちゃんには可愛いピンク色のドレス。
司先輩は黄色、類先輩は濃い紫のタキシード!!

それぞれイメージカラーの服を着ており………

「ここは天国かな?」

「ふふっ。そう言って貰え嬉しいよ。それでは、あとは寧々、えむ君。よろしくね」

「はぁい!!!!」

「うん」

ん? よろしく?? 何を?

「それじゃ、Aちゃん確保ー!!!」

「天使に確保されてしまった可愛すぎるよえむちゃん!!!!」

それだけを残し私はえむちゃんと寧々ちゃんと共にホテルの中に入り、あれよこれよとされるがままになっていた。

着替えたり、メイクしたりと。その間私はタキシード姿の類先輩を頭の中でエンドレス再生させてました。
カッコよすぎる。

「それじゃこれで完成。類に見せに行こう」

「えっ、私自身は見れないの?」

「ゴーゴーわんだほーい!!!早く類君に見せに行こー!!」

「あ、これ私自身見れないやつだね」

ズルズルと引きずられるように移動しました。

3人で歩き続けていると大きなドアが見えてきた。というか、誰ともすれ違わなかったけど……。
ま、いっか。

「それじゃ、ドアを開けてAちゃん!!」

「あ、はい」

なんかよくわからないけど……。
類先輩のタキシード姿がまた拝めるなら開けるー!!
例え中にどんな酷い罠があっても類先輩がお側にいて頂けるならなんの問題もありませんので!!

「せーのっと……」

大きなドアを開けると──

パンっパンっ!!!!!

と、何かが破裂したような音が!?びっくりするじゃない一体何?!

「「「「A君(ちゃん)、お誕生日おめでとう!!!!」」」」

ドアを開けるといきなりクラッカーをかけられ、みんな一斉に同じ言葉を……。
それに上には紛れもなく私の名前が入った垂れ幕が……。

「な……んで……?私、誕生日教えてないはず……」

驚きすぎて声が出ませんよ。なんですかこれ。なんなんですかこれ?!?!

「それは企業秘密ということで」

類先輩が口に手を当てそう言った。
いやいやいや、なんなんですかその仕草ありがとうございます!!

「Aちゃん!!! よろこんでくれた!?」

えむちゃんが私の両手をつかみ笑顔でそう聞いてくれた。
他の人も微笑みながら返事を待っているみたい。

こんなの答えなんて一つしかないのに。

「うん!!! 今までで最高の誕生日プレゼンだよ!!!」

本当に嬉しい。みんなありがとう!!!

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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類「お疲れ様。よく頑張ったね」((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)フッ 私も家宝しまっ(  '-' )ノ)`-' )  (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……(  '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜桃 | 作成日時:2021年3月2日 10時

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