彼氏……彼氏……ぐふふ…… ページ2
Aside
「ぐふふ……ぐふっ……ぐへへへ……」
「気持ち悪い」
「寧々ちゃん!! 最近だと挨拶の前にその言葉をよく耳にするよ!! おはよう!!」
「おはよう」
寧々ちゃんは私の1番の友達。
いつも私の話を聞いてくれる。すごく大事な友達だ。
それに、類先輩とは幼馴染みたいだしね!!!
「それで、また類について考えてたんでしょ。もう付き合い始めて1週間経つじゃん。いい加減慣れなよ」
「無理」
「はぁ……」
だってだって。
類先輩の彼女になったということは。
類先輩のあのサラサラした紫色の髪、黄色い目、細長く綺麗な指、脳味噌………全てが私の……。
私が触れてもいいということに!!!!
こんな幸せなことが現実であっていいのか!?
最近ではこんな気持ちでいっぱいです。
朝一緒に登校して、放課後はワンダショの練習を見て。
休みの日もワンダショのショーを見て。
うん。ものすごく幸せだ。
寧々ちゃんの歌声は綺麗で大人顔負け、えむちゃんのあの運動神経はどうなっているのだろうか。
司先輩はいつも類先輩の無茶な演出に応えているし、類先輩の演出は奇抜で危険に見えるが、しっかり安全を確保している。
こんな素敵なショーができる人達が私の友達……。うん。
「にやけずにいられるかぁぁぁぁああああ!!!」
「ニヤける前に授業をしっかり聞いとけ。次は顔を青くすることになるぞ」
「申し訳ありません先生」
いつの間にか授業が始まっていた。
え、いつ先生入ってきたん? 全く気が付かなかったんだけど。
まぁいいや。
これからの私はカレカノっぽいことをしたいと思っておりますので、計画を考えます。
授業? 類先輩の方が大事だと思うよ?
というわけで───
題して
【類先輩とやりたいカレカノ遊び大作戦】
これをまずルーズリーフに大きく書いてっと……。
練習の時間や演出を考える時間の合間とかにやれるものがいいかなぁ。
まぁ、休憩時間とは休んで欲しいけど……。
できるだけでいいしね。
少しは……類先輩と一緒に……//////
「えへへっ。出来るといいなぁ」
授業中に小声でそうつぶやき、私はルーズリーフに類先輩とやりたいことを書き始めたのだった。
「これからゆっくりとやっていけたらいいな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
