手を繋ぎましょう先輩!!! ページ5
「類せんぱーい!!!!」
「A君じゃないか。おはよう」
「おはようございます!!! 寧々ちゃん! おはよう!!!」
「おはよう」
寧々ちゃんはいつも通り類先輩と一緒に登校……。
くそっ!!! 羨ましすぎるぜ!!!
挨拶をしながら私は寧々ちゃんの手を握って挨拶した。
「へへっ。寧々ちゃん可愛い」
「意味わかんない。早く手を離してよ」
「寧々ちゃん冷たい(´・ω・｀)」
「君達のその会話、1日1回は見るね」
類先輩の言う通りです!!!
なぜか私が寧々ちゃんに好意を向けると全て冷たい言葉で返されてしまう。
でも、分かっているぜ寧々ちゃん。
それは照れているのだと!!!!!!
ふっふっふっ。
可愛すぎるぜ……寧々ちゃん。
「何百面相してるの。気持ち悪いんだけど」
「……………私は分かっているぜ!!!」
「なんの話」
「ふふっ。寧々も大変だね」
そんな会話をしていると、隣の男女2人がキャッキャウフフしながら通り過ぎて行ったではありませんかけしからん。
しかも、その人達は恋人繋ぎと言うものをしているではありませんか!!!
けしからん!!!! 恋人など!!!!
…………!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!
「ん? どうしたんだい?」
「なんか嫌な予感……」
私が勢いよく類先輩の方を向くとキョトンとした顔を浮かべる類先輩。可愛いかよ!!!!!
なんだよその顔!!! …………可愛いかよ!!!!
「類先輩!! 私あの人達みたいに手を繋ぎたいです!!!」
さっき通り過ぎて行ったカップルを指差しながらそういうと、類先輩はカップルの方を見て何か考え込んでしまった。
…………あれ。もしかして嫌だったかな……。
いきなり近すぎ? でもでも手を繋ぐくらいなら……、普通に繋ぐだけでも……。
やっぱり……嫌かな……。
「あの、無理には……」
私が手を前に出し断ろうとすると、類先輩はいきなり大きく細長い綺麗な指を私のちっちゃい指に絡めてきた。
…………へぁ?!?//////
「ああああああああの/// 類先輩?! これは一体?!?!」
「おや? あの人達のようには手を繋ぎたいのではなかったのかい?」
ニヤニヤと笑いながらそう口にする類先輩。
ううぅぅぅううううつくいしい!!!!
だが、私はここまでは望んではいなかった。
普通に手を繋げればと思っていたのだが……。
嬉しすぎて鼻血が出そう。
「人の前でいちゃつかないでくれる?」
「なんだい寧々。もしかして1人で寂しかったのかい?」
「そうだったの?! なら3人で……」
「こっち来ないで気持ち悪い」
「(´・ω・｀)」
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
