･(ラスト) ページ34
Aside
ぜんっぜんわからん!!
なにこの数字!! 暗号か!!!!知るかよカスが!!こんなの将来なんの役にも立たねぇんだよ!!
「わかんないですぅぅぅうう!!!」
「ここからでは問題がよく見えないね」
類先輩はそういうといきなり立ち上がり私の後ろに………えっ。え?
「うん。これならよく見えるね」
「え。ななななんで私は類先輩の膝の上に?!?!いや、背中に類先輩の体温が!!」
なぜか私は類先輩にヒョイッと抱き抱えられ膝の上にちょこんと座ってます。
いや、なんでですか!?ダイエットしておけばよかったよ!!!もう!!
「勉強に集中しないのであればいい事はなしにするよ?それでもいいのかい?」
「シュウチュウシマス」
「ならよかった。それじゃ分からない問題を少しづつ解いていこうか」
「は……はい////」
いやいやいや、こんな状態で集中って……。
あれ、もしかしてこれ私試されてるのかな。試されてるんだよねこれ?それとも襲っても良いという合図かな。いいのかな。襲っちゃっていいのかな?!?
「ここは〜〜で、次は……」
「……あ、なるほど。類先輩人に教えるのもすごく上手なんですね!!私の頭でも理解出来ましたよ!!!」
とりあえず類先輩の声を一切聞き漏らさないように集中していると、さすが先輩です。
私みたいなお馬鹿さんでも理解できるぐらい分かりやすく教えてくれました!!!
「なんとか数学終わった………」
「お疲れ様♪」
類先輩がそう言って頭を撫でてくださっている。
あぁ。疲労が全てなくなってゆくぅぅぅぅ。
「おや………これって……」
ん?何やら首が引っ張られている?いや、首じゃなくて……
「これ、付けてくれていたんだね」
「はい!いつでもどこでもつけております!肌身離さずに!!!」
類先輩が触っていたのは、前にサプライズ誕生日パーティーを開いてくれた時に貰ったネックレスだった。
あの日から私はずっとつけてまっせ先輩。
「ふふっ。嬉しいね」
「私も凄く嬉しいです!!」
幸せを噛み締めていると急に右耳に違和感って……
あの、くすぐったいです。くすぐったいですよー!!
「あの……類先輩?くすぐったいですというか幸せすぎて死にそうというか」
「はい。これで終わり」
「………へっ?」
何故かこの後は家まで送ってくれたのですが、何をしてくれたのか教えてくれず。
「鏡を見たら多分わかるよ」と教えてくれたので見てみました。すると──
「あ、類先輩と同じピアス」
右耳には類先輩お同じ水色のピアスが付いていた。
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
