1 ページ19
1
私には
愛してやまない
大大大好きな彼がいる
「ただいま〜」
「おかえりーって
A！
約束の時間過ぎてるよ！
遅かったじゃん！」
今日は職場の歓迎会で
ここ何年かは
大人数での会食が
禁止されていて
今回久しぶりに
会が催されることもあって
全員出席という
暗黙の了解のため
只今の時間となりました
でもねまだ10時ですけど
まー約束の時間は
9時なので…
仕方がない…
「んーごめんね
遅くなっちゃった」
うふ♪
心配してくれてる♪
優しいよねー
「もーダメじゃん！
ちゃんとタクシーで帰ってきた？」
「ん？あー…
先輩が帰り道だからって
送ってくれたの」
「は？
それって
男？
女？
どっち？」
「えーっと…男？…です…」
「はぁ！！？？
マジで言ってるのそれ！！
誰だよそいつ！！
この前のやつ？
ダメって言ったじゃん！！」
うん。
言ってたね
でも
そんなの
男でも女でも
関係ないのに
彼しか男じゃないし
彼以外は興味がない
それにしても
あーー可愛い♪
彼氏が可愛くてしょうがない
別にわざと
彼を怒らせようと
してるわけじゃないけど
彼にやきもちを
やいてもらうのは
嫌いじゃない
何もかもが
可愛すぎて
身悶えしそうなのを我慢して
「ごめんね
怒った？」
って
帰ってからずっと
私の後ろに
まとわりついてた
彼の方に振り返って言った
もう
怒った顔も可愛いなー
クリクリのお目々に
眉間にしわを寄せて
唇を尖らせて怒ってる
ついつい
条件反射で
彼の腰に手を回して
抱き付いた
お腹の腹筋が硬くて
気持ち良い〜
いい匂い〜
うふ♪
大好き
「ごめんね
怒らないで…」
って
見上げて
彼にキスをせがむけど
「…ダメ
あいつの匂いがする…」
って
私の手首を持って
バスルームに連れてかれる…
やん…
これ好き…
これだけで
身体が
うずうずして
顔が
にやけるけど
それを
隠して
彼がするままに
される…
あー
幸せ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名無し85203号 | 作成日時：2023年9月12日 9時
