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僕がAと知り合ったのは
たまたま友達数人と
ご飯を食べに行った店に
テーブルが隣同士になった時で
Aも女友達数人でご飯を食べに来てた
お酒を呑みながらの食事だったので
一緒に行ってたやつが悪ノリで
Aのテーブルに声をかけた
Aの友達もノリが良くて
話が弾んで
楽しそうに呑みだした
その中でひとり
Aは
我関せずで
もくもくと
食事とお酒を楽しんでいて
僕は
面白い子だなぁと
頬杖をついて
Aを見ていた
食事とお酒に
一息付いたAが
顔を上げ時に
僕と目が合った
(僕がずっと見てたからね)
『ニコッ』って
僕が笑うと
Aは
口を尖らせて
変な顔をした
思わず僕が吹き出すと
周りの友達が
「どーした?」
って聞いてきて
だけど
Aの存在を
皆んなに
知られたくなかったから
「何にも…」って
はぐらかした
あの時
やばかったんだから
『あーお腹いっぱいって』
顔を上げたら
めっちゃくちゃ良い男が
私の事見てたから
びっくりしちゃって
酔が一気に覚めたんだからね
って可愛い
Aが
僕の腕の中で話してる
ほら
やっぱり
ふたりとも
一目惚れ
だったんだよね
運命って
あるんだよ
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作者名:名無し85203号 | 作成日時:2023年9月12日 9時