好きにさせたのは

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「ねぇ！聞いてる？A！」




「…うん、聞いてるよー」



「ほんとに？分かった？
これからのスケジュール！」




「…ううん、分かんない、、」



「ダメじゃん！
もう一回最初から言うよ！」



「…えー、、いいよ、、
何回聞いても覚えられない…」




ほんと
何回、飛行機に乗んねん


いや
アメリカ行き過ぎやろ…




ちょっと
そこのコンビニまでって感じで
アメリカ行くのね…




むりむり
体力ゼロの私…

倒れちゃう自信しかない




いやいや

アメリカから
ヨーロッパ行って

また
アメリカ戻って

って…


まじですか…？





なんか
ボードゲーム上の話みたいに
なってますけど


これ
ほんとに
彼が実際にやるんだよね…




いやー
尊敬
あなたの
ゴリラみたいな
素敵な筋肉なら
大丈夫だよ
頑張って
って言おうかな…





「ねぇ…これ、、
ほんとに全部
私も付いて行くの？
迷惑じゃない？
関係者じゃないのに…
足手まといにならないかな？
何なら、、おうちで、、」




「はい！ダメー！
A、行くって言ったもんねー！
俺と離れるのイヤって
言ってたじゃん！
それに
俺も
Aが、側に居ないとダメなの！
仕事にならないんだから！
お願いだから付いてきてよ、、
事務所も
Aが居てくれた方が
スムーズに事が進むって
喜んでるんだから
心配しないで大丈夫！
ほら！
ここの日なんか
日本に行くし！
久しぶりでしょ！
A
日本！
油そば食べよ！
ねっ！」




彼が一生懸命
食べ物で
釣ろうとしてますけど…





「うん、、食べる…油そば…」




はい！

釣れましたー！

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