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「…ふたりで何してるの?
ヒョンばっかりずるい!
ヌナもまだ髪の毛濡れてるじゃん!」


って、ちょっと不機嫌な声で

いつの間にか
私の
すぐ後ろに座った彼が

自分の手首からヘアゴムを取って

私の髪の毛を
後ろで
緩く
ひとつに括ってくれた


「ほらー!
髪の毛が濡れてたから、服も濡れてるよ!
風邪ひくから!」


もーってぷりぷり怒りながら

私と目の前に座っている彼との間に
置いてある
ティッシュを取ろうとして


私の後ろから

綺麗なタトゥーの入ってる腕を

伸ばした…









ちょうどその時…




彼の腕が…



私の胸の先端を



服の上からかすめた…






私は
無意識に

「ゃん…」

って声が出ちゃって…
 




その先端が

『ツン』

と、固くなってしまった…







咄嗟に自分の腕で
抱えるようにして
隠したけど


周りにいるふたりには


聞かれたし…

見られた…







あまりの恥ずかしさに

俯いていると…






ふたりのどちらか分からないけど…

『ゴクリッ』

って生唾を飲み込む音が聞こえた…






「………ヌナ……フェイスパック取らないと
もう時間だから…」


目の前に座っている彼がそう言うので

恐る恐る顔を上げた…




彼はそっと
私のパックを剥がして

「…ヌナ…フフ
耳まで真っ赤だよ…」


って、今まで見たことの無い顔をしていて

私の耳をそっと触った…



それだけで
私は全身に電流が走ったみたいに

『ビクッビクッ』

身体が動いて…

止まらなくなった…





「やんんっ…」

声も勝手に出ちゃうし…



それを止めるように

後ろに座った彼が

私を

『ギュッ』

と両腕で抱きしめてきた…




その腕で私の胸が

『グッ』と寄せられて…


服の首元が広がってるから

谷間が

溢れそうに

盛り上がってしまっている…



それを目の前の彼に見られてて…



どうしようもなく


恥ずかしくて…





それなのに


後ろの彼は

私を抱きしめることを
やめてくれず…



きつく抱きしめたまま

首筋に唇をつけると…

『スー』っと

匂いを嗅いできた


彼の唇
彼の吐息


それが
くすぐったくて…



身体を捩るけど


離してくれなくて…


ちょっと首を後ろに傾けて捻ったら…





「…ヌナ、、その首に付いてる痕…
どーしたの?」

前に座っていた彼が言った…





…あっ、、


…見つかった、、




後ろに座っていた彼も

覗き込んできて




その跡を見られた…

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作者名:名無し85203号 | 作成日時:2023年6月30日 12時

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