【ヒロアカ】定食屋の元プロヒーロー (ページ6)

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…くっそー、我が父よ

エンデヴァー事務所に行ったら話が長引くのを知っていたな

(だから最後に行けって言ってたのか……)

かれこれ30分、エンデヴァーと

〈ワクワク！ドキドキ？お喋りタイムﾊｧﾄ〉←裏声
が続いている。

あぁ、思いっきり事務所のドアを開けた30分前が恋しい…

「……ところで、

お前はホークスと同じように…いわゆるスピード出世だったが

なぜアイツの店の手伝いをしているんだ？」

アイツとは多分私の父親のことだろう

保育所・小・中と同じクラスで

いわゆる2人は幼馴染ってやつだ。

だから父さんはエンデヴァーのことを“炎司”と呼んでいる。

『特に重い理由ではないんですけど

人を待っているんです。

この言い方だとヒーローの仕事は二の次って風に聞こえるかもしれませんけど……

その人が帰ってきたらいつでも出迎えてあげられるようにしたいので、今は休業中です』

私は、自然と自分の口角が緩んだ気がした。

「そうか…

是非、俺はお前に戻ってきてほしいと思うがな」

『!!あ、ありがとうございます!!!』

まさかあの冷酷と言われるエンデヴァーにお褒めに預かれるなんて…

『恐縮です…』

照れてしまうではないか←ﾂﾝﾃﾞﾚ

エ・見ていた事務所の方々((((かわええええええ))))

・・・

その後、
長いナガーイお喋りタイムを経て事務所を出た。

エ「今度から事務所の受付の方に弁当を届けに来い。

アイツのことだからお前に言ってなかったんだろう」

『え、いつもは受付に届けてるってことですか？』

エ「あぁ。ま、勿論来てくれても構わんが、お前も忙しいだろう？」

父、恨むぞコノヤロウ

てか、私が忙しいと思うんなら長々と話すなよエンちゃん

そして、またちょっと話して事務所を出た。

ｸﾞｳｳｳｳｳｳｳｳｳｩｩｩｩ

(そういやまだ何も食べてなかったわ………)