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高校生の私は補導対象。そろそろ泊まるところを探さなきゃならないんだけどこれまた見つからない。


A『んーもう。眠いしベットで寝たいなぁ』

そうブツブツ呟いて歩いていると柄の悪そうな男の人達が話しかけてきた

男1「ねぇ君一人?俺たちと遊んでいかない?」

男2「君可愛いし、俺たち金持ってるからなんか奢ってあげるよ」

A『やめてください。』

そう言って掴まれた腕をほどこうとするけどやっぱり男の人の力にはかなわない。

男3「そういう事されると余計に連れていきたくなるんだよなー」

A『ッ!!やだ!』

無理やり車に乗せられそうになって、もうダメかもと思ったその時。

さっきまで私の手を掴んでいた人が鼻血を出して倒れていた。そして、話しかけてきたあとの2人も倒れていた

不思議に思って周りを見渡すとニット帽かぶった人が私の前にしゃがみこんで話しかけてきた

A『(この人が助けてくれた…の?)』

?「大丈夫か?」

A『は……はい。あの…ありがとうございます……あなたは?』

?「俺は赤井秀一だ。君、高校生じゃないのか?こんな時間に歩いているとさっきみたいに絡まれるぞ?」

A『それは……分かってるんですけど……私、家出しちゃって泊まるところ探してるんです。』

赤井「そうなのか…それは…困ったな……。俺のところに来るか?」

A『えっ??そんな悪いですよ!』


赤井「本当は女子高生を家にあげてしまうのは気が引けるんだが……こんな事があったことだし夜遅いしな」


そして、私は赤井さんの好意に甘えて家にお邪魔させてもらうことにした。

A「(そう言えば……赤井さん、私がなんで家出したのか聞いてこない。まぁありがたいけど。)」


そんなことを考えながら赤井さんの家に向かって歩いって行った。

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作者名:ふらわぁ | 作成日時:2018年9月9日 13時

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