家出女子高生は無自覚美少女 (ページ5)

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しばらく歩くと、赤井さんの家に着いた

赤井｢今、鍵を開けるからちょっと待っててくれ｣

私はおとなしく待っていた少しして鍵が開いた

赤井｢入っていいぞ。｣

A『お、お邪魔します……』

赤井さんの家は私の想像通りで
本当に物が少なくてシンプルな部屋だった。

赤井｢この部屋を好きに使ってくれ。｣

そう言われて通されたのは結構広めの部屋

A『広い……こんな広い部屋使ってもいいんですか？？』

赤井｢構わない。仕事で家を空けることが多いからこの部屋は全く使ってないんだ。｣

A『そうなんですね…お仕事は何を……？って図々しいですよね。言わなくてもいいですよ』

赤井｢FBI捜査官だ。｣

A『え？FBIってあのアメリカのやつですよね。それ私に言ってもいいんですか？任務とかあるんだったら邪魔だしお暇しますよ』

赤井｢大丈夫だ。今は休暇を取っているところだし、気にする必要は無い。泊まるところが見つかるまでここで暮らすといい｣

A『なんかもう、すみません。お世話になります。』

そんなこんなで女子高生とFBI捜査官の謎の同居生活が始まった。

赤井｢そう言えば、名前聞いてなかったな。｣

A『私は、姫塚Aと言います。桜ヶ丘高校の3年生で【ポアロ】でバイトしてます。』

赤井｢Aか。【ポアロ】で働いているのか？｣

A『はい。誰か知り合いでもいるんですか？』

赤井｢あぁ。明日はバイトなのか？｣

A『はい。お金貯めないといけないんで。友達と卒業旅行で海外に行くんです』

赤井｢それはいいな。あぁそうだ明日バイト先まで送っていくぞ。｣

A『本当ですか！？ありがとうございます』

そして明日、バイト先まで送ってもらえることに。赤井さんすっごく優しいなぁ。