【深紅の冠は誰が頭に】三位一体【テンプレ集】 (ページ10)

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続き【半生続き～製作者】ページ10

(続きです)

だが女性の重たい愛に耐えられなくなったアーサーは、
「もうやめてください」そう言い放った。アーサーが生まれて初めて人に反抗した時だった。
アーサーは普通になりたかった。普通に生まれて普通に育って、普通にご飯食べて、普通に生活して。そういうものに憧れを抱いていた。だから王位継承なんてどうでもよかった。
「王子」なんて肩書きを捨てたかった。それくらいうんざりしていた。

【好き/得意】
体を動かすこと、剣術、プリン、和菓子、洋菓子、パスタ、ピアノの演奏、楽しいこと、従者さん

【嫌い/苦手】
魔法、苦いもの、空気を読むこと、レモン、梅干し、梨、早起き、勉強

【話し方】

一人称/僕、たまに俺
二人称/君、貴方A様

「僕はアーサー！うーん、一応この国の王子…なのかな。まあ、よろしくね！」

「僕はね、自分のこと「王子」だなんて全く思ってないから！君もフツーに接していいよ。…そうそう！そんな感じで僕のことも「アーサー」って呼んでよ！」

「ねえ。僕のこと「子供だから」って甘く見てるでしょ。……そういうの良くないと思うなあ」

「A姉様！僕の修行、見ててもらえませんか？」

「ふふ。嬉しいな！こんなに素敵な人が従者さんだなんて。僕は幸せ者だなあ」

「ふぁ～あ…んー？なんか言ったー？…！えっ！会議！？ご、ごめんよー！」

「王子だからってどうして普通に接しちゃダメなのかな？みんな同じ人間なのにね。ほんと、不思議だなぁ」

「「アーサー様」なんてやめてよね！僕はさ、そういうの苦手なんだよね。なんか人から差別されてるみたいでさ！」

「母様曰く僕には魔力はないみたいでさ。でももし僕に魔力があったらどんな魔法を使っていたんだろうね！」

「この国は僕が守ります！だから姉様たちは安心して争ってくださいね！…ん？」

「よーし！これから訓練かー！頑張るぞー！おー！」

【備考】
養父である王子はかなり嫉妬深い性格でした。養父はアーサーのことを恨んでいるのでしょう。
養父がアーサーに対し優しく、愛情を注ぐことは一度たりともありませんでした。
今現在、アーサーが昔の記憶を思い出したことは一回あったかなかったか。でもはっきり明確に思い出したことは全くありません。血の繋がった両親の顔も自分に兄弟姉妹がいたことも何もかも思い出したことはありませんでした。彼の言う「普通」とは一体なんなのか。それは彼自身にもわかりません。

【関係】

【製作者】
むむー