キミの、価値しかない人生2

中身入れ替わり ページ10

.


誰と入れ替わろうと美味しいのよ。





○マッシュと

「最高の筋肉を手に入れました…！今なら何だって倒せそうです」

「なんてこった…この世で1番か弱い生き物になってしまった……」

「ちょっとマッシュさん！失礼ですよ！！」


「腕の筋肉は皆無。体幹も弱い。身長も低い。あ、足だけ少し筋肉ついてる」




Aは歓喜し、マッシュは絶望する。いつもの癖でいつも通り筋トレやろうとしたマッシュだが、バーベルを持ち上げられなくて絶望する(2回目)。
この体でできる限りの事をやり、翌日、元の体に戻ったAは筋肉痛で絶望する。







○フィンと

「お願いだから何もしないで！！そして僕の腕を縛って！！」

「えぇ…？どうしたんですか？」

「いいから縛って！！」



何かしちゃいそうで怖い。身動き取れないように縛って貰う。でも傍から見ればフィンがAの腕を縛ってるので誤解しか生まれない。そして両兄様とエンカウントした場合すぐ気づかれる。




○レモンと

「レモンさんだぁ…！可愛い！」

「Aちゃん、小さくて可愛いです！体も軽い！」

(……お胸が大きい…)



特に何かくるでもハプニングが起こる訳でもないが、Aは自分の胸が小さかった事に気づく。
が、そんなことはこの広い世界からしてみればどうでもいい事。
レモンがAの姿で犯罪しそうになった場合は全力で止める。





.

中身入れ替わり2→←中等部5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す