キミの、価値しかない人生2

ウェディングドレス3 ページ46

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オーターは衝撃で割れた眼鏡を懐に仕舞ってスペアをかけ直す。


「貴方のセンスは素晴らしいです。Aはウルトラスーパー可愛いいのでA以上にモデルが似合う人は居ないでしょう」






が、ウェディングドレスは認めん。







「貴方を社会的に殺す事も、こちらは簡単にできるのですよ？」

「兄様落ち着いてください！」


2人の間に割って入り、オーターを見つめる。



「私は、兄様達の様に人に優しく居たいんです。2人が私に優しくしてくれるから、それを自分もやりたいと思ったんです」


うるうると捨てられた子犬の様に目を潤ませながらオーターを見つめる。


くっ………可愛い。



また割れてしまった眼鏡を懐に仕舞い、スペアのスペアを取り出してかける。




「……今回ばかりは許可します。ただし、1着のみです」

「！ありがとうございます！」





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着替えに行ったAと残された7人。




長い沈黙を破ったのは以外にもマッシュだった。


「……Aちゃんのウェディングドレス楽しみだね」

「！？マッシュくん！？」


ここにはあの兄2人がいるんだよ！？
下手な事は言わない方が良いよ！！




案の定、オーターとワースは反応する。


「オメェら……Aのウェディングドレス姿見んじゃねぇよ…埋めんぞ……」

「目潰ししますよ」



相変わらずAが絡むと何時もの数百倍は怖くなるオーターとワース。


















「お待たせしました！」


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