幼児化2-4 ページ39
.
「う〜ん…お兄様方、見た感じ生後6.7ヶ月程度でしょうか……だったら離乳食とかだと思いますよ!」
レモンはAの兄2人をじっと見た後にそう言った。
「離乳食ですか……」
分からないな…。図書室でそういうの書いてる本とかあるかな…流石にないか。
作り方が分からず困っているAを察して、レモンは1つの提案をする。
「私、弟と妹がいて、母が作ってるのを見た事があるので作ってきましょうか?」
思ってもみなかった提案にAはすぐにのる。
「ほんとですか?ありがとうございます!」
レモンはその言葉に笑顔で頷いて、部屋を後にする。
「良かったですね、兄様。レモンさんが作ってくれます!」
___________
「お待たせしました!」
小鍋に、取り分け用のお皿2枚、掬う用のスプーン2個を持ってレモンは戻ってきた。
「ありがとうございます」
レモンは部屋の中央にある小さいテーブルに鍋を置き、小皿に平等によそい始める。
Aはその中央の椅子に座り、兄2人を膝の上に乗せる。
う…意外と重い………。
「どうぞ!食べてください」
レモンは2人の前に取り分けた皿を置く。
「バブ……(これは……)」
「…バブ……(…まじか……)」
オーターとワースは小皿を覗き込んで冷や汗を流す。
俺/私の知ってる離乳食じゃない。
小皿の中に入っている物は正に異物そのものだった。
何故かボコボコと沸騰?しているのか分からない粘土性の高い液体。
真っ黒で何が入っているのかわからない恐怖。
時折浮かんでくる具は自分たちの知らない物な気がしてならない。
え?これ人間が食べて大丈夫なやつ?怖いよ??永眠しないかな??
______________________
Aちゃんは離乳食を初めて見るのでそういうものなのかな。と思ってます。あとレモンちゃんが料理下手なの知らない。
303人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
太郎左衛門(プロフ) - くるみさん» 改めて、リクエストありがとうございました。 (4月13日 16時) (レス) id: 0425fdbd23 (このIDを非表示/違反報告)
太郎左衛門(プロフ) - ikusuzu0810さん» リクエストありがとうございます! (4月13日 16時) (レス) id: 0425fdbd23 (このIDを非表示/違反報告)
太郎左衛門(プロフ) - 愛琳さん» リクエストありがとうございます。マギルプとてつもなく解像度低くなると思いますが頑張ります…! (4月13日 16時) (レス) id: 0425fdbd23 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - わぁ!リクエストしたお話が出来てるー!!とても素敵なお話になっていて嬉しいです!ありがとうございます!!! (4月12日 9時) (レス) id: c1c37d47f6 (このIDを非表示/違反報告)
ikusuzu0810(プロフ) - 初めまして夢主が魔法局の兄オーターさんのいる所で見学、体験する話をお願いします。更新されるたび読んでます!また更新されるのを楽しみにしてます。 (4月12日 7時) (レス) @page49 id: e69bba2700 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:太郎左衛門 | 作成日時:2024年3月23日 23時