キミの、価値しかない人生2

幼児化2-2 ページ37

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「兄様、体調とか大丈夫ですか？違和感とか…変なとことか…ないですか？」



「バブブ(良好です)」

「バブ…(屈辱だ…)」



「何を言っているのか分かりません……」


兄様達はいつぞやのランスさんやドットさんの様に"バブ"しか喋れなくなってしまった。

こんな事になるなんて……兄様達は今、殆ど何も出来ない状態…私がしっかりしないと！！





Aは小さくなったオーターとワースを両腕に抱えて魔法局を出る。





「して欲しい事や欲しい物はありますか？」



「バブ(ありません)」

「ババブ…(最悪だ…)」



「………」

さっぱり分からない。オーター兄様はこちらを見つめてしっかりと何かを喋ってるから多分大丈夫だと思う。流石。赤子になっても変わりませんね。



ワース兄様は……全然こちらを見てくれないし、ずっと何かをぶつぶつ言っている。……大丈夫かな。兄様は抱え込みやすいから、これを良い機会と捉えてリフレッシュしてくれれば良いな。





「取り敢えず、寮の部屋に帰りますね」



事情を話せば、寮母さんも許してくれるだろう。赤子と言っても、兄様達だし、泣くこともない。









まずやる事は………







「…………ご飯？」








赤ちゃんって何食べるんだろう………。








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寮母さん……居るでしょ。流石に。それとも監督生にも言っといた方が良いんか？あ？



ワースは凄いこういうの気にしそうだよね。

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