キミの、価値しかない人生2

レモンとデート2 ページ13

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「次はこれと…あと、これとこれ！！あ！こっちも絶対似合うので着てください！！」



「え、ちょ、待ってください！」




週末、約束通りレモンとAは服を買いに来ていた。




テンションが爆上がりしているレモンによってAに着てほしい服がどんどん積まれていく。





「小さいからスカートが似合う……ワンピースもミニスカも良いですね。……ズボンも捨てがたい……」


「もう、疲れちゃいますよぉ……」



既に10着は着替えており、Aの体力も限界になっていた。



「待ってください！あと少し！あと少しでビビっとくる服が……」




店内を見回す。ガーリーな物からポップな物まで勢揃い。ここは魔法界でも有名な服屋だった。







は！きた！！





「もういっその事ゴスロリにしましょうか！？！？似合いますよ！！絶対！！！」

「それは無理です！！」






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結局、20着ほど着替えて、テーマパークなら動き易いのが良いだろう。という事になり、ズボンタイプと、あとは単純に似合うという事でゴスロリ服を買った。


ゴスロリ推しが凄かった……。







「ありがとうございますAちゃん！おかげで物凄い目の保養になりました！」


全て似合ってたので正直全部買ってほしかったが、お金には限りがあるので無理だった。





「それはこちらのセリフですよ！私、家に居た頃は外に出た事が無かったので、私服なんて持ってなかったです。中等部の頃も、外に出る事があんまり無かったし出ても制服で行ってました」




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