筋肉 ページ4
.
「ふんふんふん」
「え〜……」
《目的地までのルートを終了します。お疲れ様でした》
「え〜……」
どゆこと…？
この森に来てから面白いこと、もとい不思議な事が多すぎる。
目の前にはそれ人間が持てるか？と疑問に思うほどバカでかいダンベルを持った人が居た。
軽々と上下に、しかも高速に動かしている。
いや、え〜純粋にキモイ。普通そんなの持てないでしょ。どうなってんのあいつの体。
でも、面白いから動画撮ろうかな。
こんなの、家に戻ったら真っ先に皆に見せたいでしょ。凄いよ。
ピコン
あ、やばっ！
「…？そこに誰か居るの？」
筋肉男の動きが止まる。
こちらを振り返る。
しくった…音無しのアプリで撮ろうと思ってたのに！
しかも綺麗に撮ろうと思って木の裏から全身出してたから目も合ってるよ！
てかキミよく見たら体に似合わずめっちゃ塩顔だな！個人的にソース顔を想像してたから凄い違和感を覚えるよ！！
ここは正直に言うか……怖い人じゃ無ければいいけど…。
「あーごめんなさい、勝手に撮って。キミ、あんな重そうなの軽々と持ち上げてるからさ。載せたらバズりそうだなって。あ、もちろん許可は頂くつもりだったよ？」
わー正直に言いすぎたかな？この人が怒りで暴力奮ってくるタイプだったらどうしよ……あの拳には耐えられないな。
「……バズるって何？」
「え」
「筋肉に関係すること？」
「え〜……」
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太郎左衛門(プロフ) - 柳 凉梛さん» コメントありがとうございます。この作品の更新は少しゆっくりになると思いますが、それでも応援してくれてたら嬉しいです。期待に添える様、頑張ります！ (3月13日 7時) (
レス) id: 0425fdbd23 (このIDを非表示/違反報告)
柳 凉梛(プロフ) - この作品好きです！めっちゃ大好きです！！更新とか頑張ってください！！ (3月12日 13時) (レス) @page2 id: ed2f72bd73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太郎左衛門 | 作成日時：2024年3月11日 21時
