スマホ ページ1
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木、木、木
つまり、森。
意味の分からない森の中で、私は立ってた。
取り敢えず現状把握
普通に寝たはずなのに気づいたら森の中
以上
……寝起きで頭がボーッとしてるな。
もっと真剣に考えろ。私。
「ん、」
服が、制服になってる。
寝間着で寝たはずなのに。
なぜ？
「………考えても分かんない」
いつも成績は真ん中より少し下だったし。
考えるの苦手なんだよねー。
そだ、持ち物。
ここが無人島ならナイフとかあれば便利なんだけどな。
まあ、持ってないけど。
ちなみに無人島に1つだけ持ってけるとしたら私はスマホかな。
JKはスマホが無きゃ生きてけないから。
「おっと…これは……」
噂をすればなんとやら
スカートのポケットにスマホが入っていた。
寝る時に近くで充電しといたはずだけど。
ほんと、おかしい事ばっかり。
でも、ラッキー！
これなら、何とかなるね。
スマホも見つかって安心した事だし、
「楽しむしかないよね……」
どうしてこんな状況なのか、どうしてこんな事になったのか分からない。
でも、こんな面白そうな場所、楽しまないはずが無い
「取り敢えずこの風景写真撮ろ」
スマホがあったら、まずは写真でしょ。
「いぇーい」
自撮りもね。
「インスタは……あ〜圏外………」
皆にこの面白い状況を教えたかったのに。
残念だ。
てか、圏外って、どんだけ森の奥深くなの……？
圏外なら位置情報も分からないよね？
「……萎える」
スマホに頼るのを諦めてポケットに戻す。
取り敢えず進むか。野生の勘で
「うーん……右！」
私、決断力の塊なので。
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太郎左衛門(プロフ) - 柳 凉梛さん» コメントありがとうございます。この作品の更新は少しゆっくりになると思いますが、それでも応援してくれてたら嬉しいです。期待に添える様、頑張ります！ (3月13日 7時) (
レス) id: 0425fdbd23 (このIDを非表示/違反報告)
柳 凉梛(プロフ) - この作品好きです！めっちゃ大好きです！！更新とか頑張ってください！！ (3月12日 13時) (レス) @page2 id: ed2f72bd73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太郎左衛門 | 作成日時：2024年3月11日 21時
