＊アンチの子 Ⅱ ＊ (ページ18)

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42話ページ18

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「ごめんね、多分これ……無理だぁ

大丈夫？マリアとアクアは……怪我してない？」

「………してない、」

『…、、だい……じょぶ、、』

リビングのドアを背にして座り込み、アイは私とアクアを弱い力で抱きしめた

「今日のドームは中止かな……皆に申し訳ないな、、映画のスケジュールも…本決まりしてたのに、、監督に謝っておいて……、、」

「ねぇ……どうしたの…？そっちでなにが…起きてるの…？」

ドアの向こうから掠れたルビーの声がした

「来るなルビー…」

「ねえってば！！」

「ルビー…

ルビーのお遊戯会の踊り……良かったよー、私さルビーももしかしたらこの先…アイドルになるのかもって思ってて……

いつか親子共演みたいなさ……楽しそうだよね、

マリアとアクアは役者さん…？マリアは踊りも上手だったからルビーと一緒にアイドルもいいかも……、、

3人は…どんな大人になるのかな

あー…ランドセル姿…みたいなー、、授業参観とかさぁ…マリアのママ若すぎない〜？とか言われたい…

2人が大人になってくの…側で見てたい…

あんまり良いお母さんじゃなかったけど………私は産んで良かったなって思ってて…

えっとほかに……あ……これは言わなきゃ…

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マリア…ルビー、アクア

愛してる

あぁ、、やっと言えた……

ごめんね、言うのこんなに遅くなって………

あぁ…良かったぁ…

この言葉は絶対嘘じゃない｣

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「…アイ……？」

『あ゛…ぁ…あ゛あ゛ぁ゛ぁあああ゛っ！！！』

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キラキラと光る瞳から、星が消えたこの日

私達のアイと過した子供時代は幕を閉じた

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