凪の妹。

5話 ページ6

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side 玲王




昼休み

屋上に行くと 凪兄妹を見つけた



…話には聞いてたけど、本当に2人でいるんだ





「おーい 凪。サッカーやろーぜー」


「…えーもーしつこいなぁ…」

『しつこい奴 嫌いです。あっちいけです』




べーっと小さな舌を出して 妹に睨まれた

…一応俺 先輩なんだけど




「お前のあのスマホトラップでビビっと来た！お前にはサッカーの才能がある！

お前は俺と世界一にならなきゃいけない！そーゆー運命だ！俺に見つかったことを誇りに思うのだ！」



｢マンガの読みすぎでしょ｣

「うるせぇいこう！」




『……て言うか、アナタ サッカー部じゃないですよね。』



「…おーん？そんなもんとっくに話はつけてる！」





妹もまとめてサッカー部の部室に連れてった




「お疲れ様でーーす！！」

「ようこそキャプテン玲王！！」




『う゛わ…』

「ほえー？なんで…」


「コネだよコネ！使えるモン使っただけ」



「一生に全国まで行けばアイドルとのパーティーに呼んでもらえるんですよね！？」

「優勝したら女優とデ〇ズニーなんすよねぇ！？」




(あーそゆコト)

「御影コーポレーションおんぞうしパワー…」

『きっしょ…』




「あぁ！当たり前だ！今はまだ地区予選ベスト8が関の山だけど…俺が来たからには全国出場が至上命題だ！」

「ウオオオ！！」

「やってやんよぉぉ！！！」





「あ、Aちゃん マネージャーする？歓迎するよ」

『やるわけないでしょ。』




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