君に恋した私の日記 (ページ5)

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4話ページ5

私の気分とは真逆に晴れ晴れとしていた。

『課題めんどくさ』

とぼそっと呟くが、部屋は1人きり。強いてAの声以外聞こえるとしたら外で泣いている蝉くらいだろう。

ミーンミーンとこちらの気も知らず呑気に泣いている。

夏の暑さを知らせているように。

『1時間だけ頑張るか』

とりあえず1時間と思い、タイマーを設定する。

クーラーのかかった部屋でただ1人、課題と向き合うこと30分。

手をつけようと物を机上に置くがやる気が出ずただ一点を眺めているだけ。

気づいたら1時間経っていて、タイマーの音が鳴る。

『やばい、過ぎてた…』

ボケーッとしてるだけの1時間を過ごした。

その後いやいやシャーペンを握り、問題と向き合う。
お腹がすいたと思ったら、もう昼時だった。

お母さんが作ってくれていた物を出して、皿に盛り食べる。

その後も今日は嫌々椅子に座りシャーペンを持ち、課題を進めた。

◇日付 8月17日 (水) 天気晴れ
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今日は大量に溜まった夏休みの課題の消費に追われていた。先生が鬼のように出すから！こんな日記書いてる場合じゃないのに、こっちを書く方が楽しくなってきた今日この頃。三日坊主でも続けられそうかな。