文豪達がゴキブリと戦うようです。【文スト】

樋口一葉の場合。 ページ12

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「ひぃぎゃあああああああああああああ！！！！」



突如、部屋にこだます悲鳴。
樋口の物だ。



「ゴキブリとかホント無理無理無理！！ 芥川先輩だすげてくらひゃいいいい！！！」



残念な事に、芥川は任務で出掛けているのだ。


樋口は腰につけていた拳銃に手をかけるが、部屋を破壊したらマズイと思い留まる。
こんな時でも、意外と冷静な判断が出来るのが樋口だ。



「……じゃあ、でもどうすれば……」



樋口はスマホを取り出し、「ゴキブリ 撃退方法」で検索をかけた。
勿論、Go○gle先生だ。



「……お湯。確か、まだポットにお湯が残ってたはず………！！」



給湯室に向かおうとした樋口の動きが、完全に停止する。
何故なら、すぐ足元に奴がいたからだ。

樋口は、至って冷静だった。


腰から拳銃を取り出し、足元にいる黒いソレに銃口をむける。
樋口は、無言で引き金を引いた。




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新作アンケートです。

【きそ。】新作アンケート。

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