検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:31,760 hit

ページ6

家について早速髪を切るようのハサミを構える。


ようちゅーぶで動画を見ながら慎重にハサミを横に進める。

のだが、


ぎゃー!!!



「A!?

どうしたの!!?」


凄まじいアタシの叫び声が家中に響き渡りお母さんと弟が部屋に飛び込んできた。


「ちょ!!あんた!!

頭どうしたの!?」

「頭って言わないで!!」


綺麗に横一線に切り揃えられた前髪は初めてにしては上手くいったと思う。

長さ以外は。



「そういえばちょっと前に流行ったよね、オン眉。」

「やばいって!!

こんなんじゃ学校いけない!!」


鏡の中に写るアタシの眉は外国人もびっくりなほど八の字に歪んでいる。


「まぁ、別にいいんじゃない?」

「似合ってないでしょ!!?」

「うん、前の方が良かった。」


お世辞の一つも言えない失礼な弟はスマホを見ながら部屋を出て行った。

白状な奴め。


「おかあさぁーん!!

どうしよう!!?」

「知らないわよ。

伸びるまで待つしかないんじゃないの?」


前髪なんてすぐ伸びるわよ、たぶん。

と、なんともまぁ適当な言葉を残して出て行ったお母さんに泣きたくなった。

絶対やばいじゃん。



.


A前髪無くなった

Aたすけて

A【写真】


りか爆笑

りかみとなつめじゃん




.

・→←切り過ぎ事変



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名も無き者 | 作成日時:2021年1月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。