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「みんな、本当にありがとう。」
とにかく今日は疲れているから、
事情聴取はまた後日となった。
体操着から制服に着替え終わった後、
Aは改めて助けてくれたメンバーに頭を下げた。
「なぁーに、一件落着的な雰囲気出してんだ？」
「え？一件落着じゃないの？」
キョトンと首を傾げるAに一番に近づいたのは綾辻だった。
下を向いて顔の見えない状態でAの前に立った綾辻は、
涙をいっぱい溜めた瞳を勢いよくAに向けて彼女の頬を思いっきり左右に引き伸ばした。
「ちょ、はるか！！？」
「ちゃんと言ってください！！
本当に心配したんですから！！
他の人のこと考えずに先走っちゃう先輩なんて、
き、き、」
「嫌いじゃないけど、嫌ですー！！」
「(え、可愛い。)」
わんわん泣く綾辻を一度後ろに引っ込めて、
荒船、新之助、蔵内による説教第二陣が始まった。
「大体なんでお前はそんなに考えなしなんだ！！」
「まじで今でもあの男を殺したい気持ちは収まってないから！！」
「優秀な綾辻に感謝しろよ！！！
あと菊池原！！」
「え、なにその付け足された感。」
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髑髏(プロフ) - 凄く好きです！！推しの辻ちゃんの小説って少ないのでありがとうございます！！ (2021年5月3日 9時) (
レス) id: cc975a844d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名もなきもの
x他1人 | 作成日時：2021年5月2日 23時
