めらちゃん先輩【ワールドトリガー】 (ページ20)

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Sunny ページ20

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「あ、晴れてく。」

『めらちゃん、小南、人型近界民撤退！』

耳に直接響くうさみんの声はどこか鼻声な気がする

「うさみん、泣いたの？」

『ちょっと修くんが危なくて･･･。」

「大丈夫なの？」

『うん、迅さんによると死なないって。』

いや、そのレベルの大丈夫なのかよ

死ぬ一歩前までいったらそれはもう大丈夫じゃないでしょ

「とりあえず目の前の敵全部掃除しなきゃね。」

「そうね！」

ふたりでバッタバタと近界民をなぎ倒すけど、

近界民が散りすぎて私たちふたりだけではカバーしきれない

バムスターを一気に2体倒す

それでも取り逃がしたもう1匹が市民の方にいってしまった

「あ、」

ドドド！！

という音ともに動かなくなるバムスター

「市民の皆様お待たせしました！

唯一無二のツイン狙撃手、この佐鳥賢が来たからには･･････ん？」

「迅の指示で加勢しに来た！

ふたりでよく頑張ったな！！」

「嵐山さん！」

「准！」

嵐山隊に続き、加古隊も来て3チームの方角に分かれて改めて近界民退治を始めた

大方近界民を掃除し終わったころ、

一本の内線が入った

『めらちゃん！その辺の近界民退治終わった！！？』

「え、粗方おわったけど･･･？」

『今すぐ病院に行って！！』

「病院？」

『橙子さんが近界民の基地侵略によって重傷を負ったって！！』

目の前が真っ暗になるっていう感覚はこういう時に使うのが正解なんだろうな、

なんてやけに冷静な自分の感情が脳内に響いた

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