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「なんで昨日返信してくれなかったの〜！！」
朝一番
教室に入ってくるなり文句を垂れる彼女にあとふたりも近寄ってくる。
「なになに？」
「りん、無視られたの？」
「そうなの！！」
「え、なんか来てた？」
わざとらしくスマホのメッセージアプリを開く。
そこにはまだ既読をつけていないメッセージが。
「ほんとだ、ごめん。
でも、アタシこの時間ちょっと忙しかったんだ。」
「またボーダー？」
「うん、最近広報の仕事も決まって。」
「へ、へー。」
メッセージきた時間が忙しかったのは嘘です。
でも広報の仕事に声かけられてるのは本当です。
まだ返事してないけど。
「まだ高校生だし、どうかなって思ったんだけど、
アタシ人前に出るの嫌いじゃないし、
ちょっと頑張ってみようかなって思って。」
口角がピクピク動く彼女たちに健気な笑みを浮かべる。
自分たちが見下してたいた女が煌びやかな世界に飛び込むのはさぞかし腹が立つでしょう。
「これからも返事するの遅くなることもあるかも。」
ごめんね、と手を合わせてからでもさ、と切り出す。
「仕事だから仕方ないよね。」
「そ、そうだよね！」
「広報なんてすごいじゃん！」
「頑張って！
うちらめっちゃ応援してるから！！」
「えー、ありがとー。」
ほんと、くだらな。
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ラピス(プロフ) - 初コメ失礼します。端的に言うと、カゲさんイケメンかよ…！応援します！ (2021年2月14日 18時) (
レス) id: 2aba3889f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのみ(プロフ) - アニメも再開してワートリ熱が再度温まってきたところにドスっと刺さりました。陰ながら応援しています！ (2021年2月12日 22時) (レス) id: 20ed7c05bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名もなきもの
| 作成日時：2021年2月11日 21時
