検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:28,461 hit

ジェラート ページ6

「わわ、なんですか?これ。」

夏休み前日のバイト

いつものように着替えると店長に呼ばれてキッチンに入った。

そこには四角い箱のような銀色の機械が並んでいた。


「ジェラートマシーン。

昔この店でも売ってたんだけど最近はやってなくて。

昨日倉庫整理したら出てきたからやろうかなって。

結構人気だったし。」

材料も用意した。

そういって見せてくれた袋の中には、桃や巨峰、パイナップルなどのフルーツとピスタチオが入っていた。


「チョコは店にあるし。

なんか面白い味思いついたら言って。

試食して美味しかったら店に並べるから。」

どことなくウキウキしている店長を見ながら、ピンッ!と閃いた味に手を挙げる。

「はい、佐羽Aさん。」

「うちの人気商品生塩キャラメルをジェラート化するのはどうでしょう。」

「はい、天才。

はい、採用。」


と言いながら材料を取りに行く店長を見て嬉しくなる。

もし、商品化されたらおすすめしてみようかな、なんて。

まだ商品化されると決まったわけでもない新商品に無限の可能性を見出した。


「おーい、顔がだらしないぞー。」

「店長!

なにがなんでもこれ商品化してください!」

「おう、まかせろ。

俺のパティシエ魂に誓ってやる。」


Aちゃんホール!!

という切羽詰まった充琉さんの声にお店の方に駆け出した。





.

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 国見英
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kana(プロフ) - 完結おめでとうございます!( *˙˙*)最初の方はキュンキュン,最後の方はキュンキュン&ニヤニヤしながら読んでいました!(*´-`*)新作できたら絶対に読ませていただきます!(^^)これからも応援しています!^^* (2021年1月26日 0時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名も無き者 | 作成日時:2021年1月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。