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「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「なにが?」
「お前はそういう奴だと思った。」
「はっきり言ってくんなきゃわかんなぁーい。」
悔しそうな顔をする国見くんに笑いが溢れる。
好きな人からの告白を茶化すなんて、
ほんと贅沢なことをしてるなって思う。
「初めて国見くんの名前知った日あるじゃん。」
「あのクレーマーが来た日?」
「そう。」
颯爽と現れて、
サラッと私を助けて、
スッと帰っていったかと思えば、
裏口に再登場して。
「あのときさ、あー私のこと好きなのかなって思った。」
「お前絶対少女漫画の主人公になれないな。」
「たぶんね。
でもさ、」
少女漫画の主人公なら仁花の方がお似合いだろう。
少年漫画のヒロインなら仁花をバレー部に誘ったあの先輩。
たぶん私にはどっちも向かない。
.
「国見くんの彼女になれたらそれでいいよ。
国見くんが私を少女漫画のヒロインにしてよ。」
.
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kana(プロフ) - 完結おめでとうございます!( *˙˙*)最初の方はキュンキュン,最後の方はキュンキュン&ニヤニヤしながら読んでいました!(*´-`*)新作できたら絶対に読ませていただきます!(^^)これからも応援しています!^^* (2021年1月26日 0時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名も無き者 | 作成日時:2021年1月22日 21時