さくらんぼのレアチーズケーキ ページ1
最寄駅から徒歩4分
駅直通の商店街に入らず、
商店街の一本前の細道に入ってしばらく行くとお洒落な家が立ち並ぶ住宅街がある。
そこの中心に
ケーキ屋『Maison de bonbons』
フランス語でお菓子の家、という意味らしい。
若い頃にフランスで腕を磨いた店長の
充琉さんはお母さんのともだち
高校生になってバイトを探しているときに人が足りないから、と雇ってもらった。
家から徒歩2分
学校からはすこし距離があるけど、駅近だし、帰り道の途中だし、という絶好のロケーションだ。
中にはカフェスペースもあって、
朝はモーニング、昼はランチもやっており住宅街の恰好の井戸端会議場だ。
ちかくには青葉城西高校もあり、
学校帰りの女子高生や最近流行りのスイーツ男子にも人気のお店だ。
「おはようございます!」
「Aちゃん、おはよう。」
夕方4時45分
学校から電車に揺られてやってきたその時は、おやつタイムが終わりひと段落ついたところだった。
「Aちゃん、今日5時過ぎくらいにバースデーケーキ取りに来られるお客さんいるから。」
「了解です!」
「お店の方に
軽く返事をして更衣室に入る。
制服のスカートから黒のスキニーに履き替えてストライプのシャツと腰巻きエプロンを着る。
髪の毛をひとつで纏めて帽子を被れば、準備完了。
タイムカードを切って事務所を出た。
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kana(プロフ) - 完結おめでとうございます!( *˙˙*)最初の方はキュンキュン,最後の方はキュンキュン&ニヤニヤしながら読んでいました!(*´-`*)新作できたら絶対に読ませていただきます!(^^)これからも応援しています!^^* (2021年1月26日 0時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名も無き者 | 作成日時:2021年1月22日 21時