偏愛。愛欲。【宇野昌磨】

Number:24 ページ25

『帰らないでよ』

｢…うん、でも…｣

『それか俺がAの家に行こっか？』






まさかの発言に頭が真っ白になる。





昌磨が私の家に来るの？






確かに私は一人暮らしだから、誰かが帰ってくる心配はないけど…。








昌磨が来るなんて思ってもいなかったから、部屋はかなり散らかっている。







今朝の朝ごはんの皿とかまだ洗ってないし、部屋着も床に脱ぎ捨ててきた。









｢待って、散らかってるからだめ｣

『気にしないよそんなの』

｢私が気にするの！｣









すると抱きしめる手を離した昌磨が、クローゼットから服を出しはじめた。








……何やらバックに詰め込んでいる。









｢待って待って待って｣

『泊まる』

｢だめだめだめ｣

『なんで？』








そんな可愛い瞳で見つめられても…。



上目遣いは反則だ、と思うがここで甘やかしてはいけない。







私はもう少しキッパリ断る勇気を持たないと。









｢だめなものはだめ。…散らかってるし、何もご飯ないよ？｣

『買って行けばいいじゃん。荷物くらい持つよ』















わー、かっこいい！




……とは思う。





けど違う。そうじゃない。









｢だからぁ…｣








更に続けようとする私を遮るように、昌磨が私の口を塞いだ。






……なんでキスしたの？









｢……は？｣

『今の宿泊料ね』









何とも勝手なお客さんだ、とため息が出た。



しばらくはキッパリ断れそうにない。









｢…泊まってもいいけど、私が入っていいよって言ってから入ってね｣

『そんなに散らかってる？』

｢うん｣





とりあえず床に散らばった服だけは片付けないと。









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明日、予約してた宇野くんの写真集届きますん(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))





somunio duoでも言ったけど、写真集のためだけにババアはバイト頑張ったからね(-ω-；)

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