アイドリッシュセブンのメンバーです！【男主】 (ページ25)

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天side

今日はIDOLiSH7と音楽番組で初共演する。
IDOLiSH7は最近、テレビへの露出が少しずつ増えているため僕も少し楽しみだった。

楽「IDOLiSH7ってどういう奴らなんだろうな？」

龍「テレビとかで見た時は楽しそうな人たちだなって思ったけどね」

楽と龍がIDOLiSH7がどんな雰囲気なのか話している時

大和「失礼します。IDOLiSH7です」

IDOLiSH7が楽屋挨拶に来た。

僕たちは1人ずつ自己紹介をした。
そしたら、IDOLiSH7も1人ずつ自己紹介してくれた。

リーダーの二階堂大和、和泉三月、逢坂壮五、六弥ナギ、
七瀬陸、四葉環、和泉和泉。

そして、あと1人というところでスムーズに進んでいた
自己紹介が止まった。

天(あの子……呼吸が少しおかしい気がする…)

7人が自己紹介をする中、二階堂大和の隣にいる子だけが
他のメンバーと立ち振る舞いが違った。

少し悪い意味で

雰囲気は好青年な感じだけど…

僕は九条さんの養子になる前、体の弱い陸と毎日過ごしていたから、そういう人の変化には気づきやすい。

A『…ﾊｯｱ、A、、A…で、す』

天(喋ってくれた…けどやっぱりおかしい)

僕は芸能界にいる以上、プロ意識を大切にしているから、
いつもの僕だったら、まともに挨拶ができないことに怒っていたと思う。

でも、AAにだけはそうできなかった。
何か理由がありそうで…

天「…そう、今日はよろしくお願いします」

I7「「よろしくお願いします！」」

あくまで僕の憶測だから、対応は変えないように
お願いしますと返した。

そしてIDOLiSH7は楽屋を出て行った。

楽「天、お前どうしたんだよ。」

突如、楽にそう言われて驚いた。

天「なにが？」

楽「あのAAってやつ。喋るの突っかかってただろ。
いつものお前だったら。プロ意識がないとか言ってる」

天「…あの子は、何かある気がする」

楽「何かってなんだよ」

天「そんなの僕にも分かんないけど、そう思ったんだよ」

そんな会話を繰り広げながら、僕たちは本番までの時間を待った。