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壮五「おはようございます。皆さん」
壮五「Aくんは片付けしてくれたんだね。ありがとう」
昨日、かなりお酒を飲んでいた逢坂さんだけれど酔いは覚めているらしく少し安心した。
三月「おぉA片付けてくれたのか！ありがとな！」
A『い、いえ…』
こうも感謝されるって慣れてなくて恥ずかしい…
一織「今日は歌とダンスの合わせですよ。皆さん準備してくださいね。」
そうだ、片付けしていて忘れてたが今日はこのメンバーで初めての合わせがある。みんなどんな実力を持っているのだろうか。
その後、僕たちは準備をして、事務所に向かった。
陸「おはようございます！万理さん！」
事務所に着くと万理さんが出迎えてくれた。
万理「おはようみんな。早速なんだけど君たちの初めての曲を用意したんだ。楽譜を渡すよ」
僕たちの曲…！
大和「もうできてるんですね」
万理「うん！準備は早い方がいいからね」
万理「じゃあ、練習室を使ってみんなで合わせてみてね。
ダンスの動画も渡すから」
全員「「ありがとうございます！！」」
それから僕たちは歌とダンスの合わせを始めた。
みんなすごい……
環くんは歌こそ感情がこもってて上手だけど、なりより
ダンスが大きく素早くとても目を惹くものだ。
一織くんは１つ１つの発声・ステップが丁寧でとても安定的なパフォーマンス。
ナギくんはまだカタコトな日本語ながら歌は安定していたし、ダンスは顔の良さ、動作の華麗さなど魅せ方がとても上手。
逢坂さんは本当になんでもマルチにできている。
歌の伸びも綺麗だし、ダンスもクセのない綺麗な踊り。
三月さんは他のメンバーより少し実力は劣る所があるけれど、パワフルなオーラが見ている人を見事に惹きつける。
大和さんは歌やダンスの技術も高いけれど、なにより演技力が高い。本当にお兄さんって感じ(?
そして陸くん陸くんの歌はこの場にいる全員の心を震わせた。
一織くんでさえ、驚きが隠せていないほどだった。
誰もが認める、実力だ。
そして、最後に僕の番。
みんな、僕が歌ったり、踊ったりするのにも少し戸惑いを持つと思った？
僕は話すことは確かに苦手。だけど、歌うこと。踊ることに関しては全力だ。
音楽が大好きだから。
父の僕への罵.倒に耐えられたのも音楽があったから。
だから、僕はアイドルになった。
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作者名：shio | 作成日時：2022年8月2日 18時
