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歩くスピードがほんまに遅いから、家までまだまだや。でもテテがそういう気分なんやろ。
「Aは父ちゃんに後悔してることあるか？」
「後悔？」
「うん。俺はほんまいっぱいあるんやけどな、でもやっぱり悪さしてきたことやな」
「でも父ちゃん喜んでたんやん。学校に何回も呼び出されてたのにあんたのせいで」
私たちの父ちゃんは優しいけど少し変わってる人やった。テテと私の行動全てに喜んでたんや。悪さをしても褒めてくれたんやで。
「ああ、父ちゃんにかっこいいとこ見せたかったわ」
「見てるやろ。あんたが変わったこと」
父ちゃんの死からテテはほんま別人のようになった。勉強もスポーツもそれ以外のことも全て全力でやるんや。
なんでも上手くやりこなすのは、才能じゃなくてテテが努力してきたからなんや。すっげえかっこいいのに父ちゃんが見てないわけないやろ。
「で、お前は？」
・・・・・・・・・私は、
「父ちゃんが死ぬとき泣いてたことかな」
「お前泣き虫やからしゃーないやろ」
「でも最後くらいあんたみたいに我慢すればよかった」
父ちゃんに笑顔を見せたかった。父ちゃんは泣かないのに、私だけ泣いちゃって。
「今でも泣き虫変わらんよな、お前」
「うるさい泣けるもんは泣けるんや」
父ちゃんごめん。大きくなった今でも泣き虫は直らんみたい。でも、もしも父ちゃんに会えたとしたら絶対に泣かんで。絶対に笑うんや私は。
「お前に聞きたいことがあるんやけどな」
「なんや」
「お前はジョングギのこと好きか？その、あれや、恋愛対象として」
「は？な、なんやいきなり」
父ちゃんの話からどうしていきなりそんなぶっとんだ話になるんか？軽くパニックや。
「正直に言え」
「はあ？まあ、好きといえば好きやけど、それが恋愛対象かは分からん、ってなに言わせてるんや！」
「そうか」
「あんた頭狂ったか？大丈夫か？」
「俺正直どうしたらいいか分からへんねん」
「なにがや」
「お前は知らんくていい」
「はあ？」
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終わり
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ミオ(プロフ) - あの私も関西人じゃないのでおかしいと思うところはないのでケンチャナヨ！ファイティン！ (2017年7月4日 17時) (
レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます！！わたくしは関西人ではございませぬ>_<関西弁とは無縁の人でございます。。なので言葉がおかしい点があるかもしれないですがこれからも応援よろしくおねがいします！ありがとうございます！ (2017年7月4日 17時) (レス) id: 51cfe540df (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 作者の方って関西の人ですか？これからもファイティン！ (2017年7月4日 16時) (レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - パク・ユジン@低浮上気味。さん» ありがとうございます>_<私は関西弁とは無縁な人なので正直難しいです (笑) がんばります！！ (2017年6月24日 20時) (レス) id: 51cfe540df (このIDを非表示/違反報告)
パク・ユジン@低浮上気味。(プロフ) - 関西弁のバンタン、新鮮です〜更新頑張ってください (2017年6月24日 17時) (レス) id: 9783888768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作成日時：2017年5月24日 18時
