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「父ちゃん！！」
汗だくになりながら入った父ちゃんの病室。
真っ白なベットの上には変なマスクの機械をつけた、目を閉じている父ちゃんの姿。周りにも機械がうじゃうじゃあって、俺は動けなかった。
「テテ、A・・・っ」
「母、ちゃん？」
目を真っ赤にした母ちゃんが俺とAを抱き締める。その瞬間、俺の手を握るAがまた震えた。
「母ちゃん、父ちゃん眠ってるんか？」
目を閉じている父ちゃん。死んでないやろ？ただ眠ってるだけやろ？
「母ちゃんなんで泣いてるん？父ちゃんは眠ってるだけやのに」
父ちゃんは死んでないのに、どうして母ちゃんもAも泣いてるんや。
俺は父ちゃんと話をするために近くへ行った。
「とう、ちゃん」
いつもとは違う父ちゃんの姿に、俺も少し震えた。
手を握ると冷たかった。父ちゃんは太ってるからいつでもあったかいはずなのに。
「父ちゃん何してるん。家帰ろや」
返事をしない父ちゃん。
なんでなん？父ちゃんはいつだって俺の話を聞いて、返事をしてくれるやん。
「父ちゃんなんでこんなとこにいるんや。何か悪いことでもしたんか？」
その瞬間、父ちゃんの手がピクッと動いた。
「わっ父ちゃんが動いたで！」
「父ちゃん！！」
泣き崩れていたAも父ちゃんの手を握ってきた。
その上に母ちゃんの手。家族の手が集まって、やっとあったかくなった父ちゃんの手。
「ソヨナ、A、テヒョナ」
「あなた・・・！！」
目を開いた父ちゃん。やっぱり眠っていただけやん。早くこんな変な匂いがするとこから抜け出して家に帰ろや。
だけど父ちゃんは弱々しく俺に言ったんや。
「俺のテヒョナ・・・大切なソヨナとAを守ってやれよ？」
「父ちゃん・・・・？」
そしてまた目を閉じてしまった父ちゃん。そして変な機械がおっきな音を立てて鳴ったんや。
そして父ちゃんの変なマスクが外されて、母ちゃんは泣き崩れてしまった。
そんな母ちゃんを抱きしめて、俺は心に誓ったんや。
「俺が母ちゃんとAを一生守ってやる。だから父ちゃん、俺に任せて」
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ミオ(プロフ) - あの私も関西人じゃないのでおかしいと思うところはないのでケンチャナヨ！ファイティン！ (2017年7月4日 17時) (
レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます！！わたくしは関西人ではございませぬ>_<関西弁とは無縁の人でございます。。なので言葉がおかしい点があるかもしれないですがこれからも応援よろしくおねがいします！ありがとうございます！ (2017年7月4日 17時) (レス) id: 51cfe540df (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 作者の方って関西の人ですか？これからもファイティン！ (2017年7月4日 16時) (レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - パク・ユジン@低浮上気味。さん» ありがとうございます>_<私は関西弁とは無縁な人なので正直難しいです (笑) がんばります！！ (2017年6月24日 20時) (レス) id: 51cfe540df (このIDを非表示/違反報告)
パク・ユジン@低浮上気味。(プロフ) - 関西弁のバンタン、新鮮です〜更新頑張ってください (2017年6月24日 17時) (レス) id: 9783888768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作成日時：2017年5月24日 18時
