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『はあっ!!』
敵「う"あああ!!」
短剣で急所を外して刺せば相手は呻き声をあげて倒れていった
足の健も切ったので歩けないだろう
『くそっ……きりがねぇ……』
そんなときだった
敵「ふぅっ!!!」
『!くそっ!!』
力む声が聞こえて咄嗟に後ろへと飛んだ
敵「あれま」
俺がいたところには大剣が刺さっている
その剣を握っていたのはガタイのいい男で、あと髭が凄かった()
(コイツ誰だ……?新しいやつか?)
敵「初めまして。俺はグミル船副船長のユゾ」
大剣を床から抜き、ニヤニヤと笑う
『へぇ……名乗られたって俺は教えねぇからな』
ユゾ「別にいいけどな。とりあえず手合わせ願おうか」
『乗ったっ!!!』
そう言うのと同時に短剣をクルっと回して逆手持ちにする
そして走りだし、ユゾとの距離を詰めた
相手の武器は大剣だ
懐に入り込めれば多少なりとも怪我をさせられるだろう
左手に持った銃でユゾの顔を狙い三発弾を放つ
きっとユゾはそれを剣で防ぐ
その間に腹に短剣を……!!
左足を踏み込み、右手を回して腹へと短剣を叩き入れる
しかし
キンッ!!!
『っ!?』
ユゾ「へぇ……いい腕してるな」
防がれた
ユゾ「そういやあポコル島ではうちのもんが世話になったみたいで」
『あ"?……ああ、港とかいうやつとEve……だっけ?』
ユゾ「そ。まあ港のやつはあれから帰ってきてないが……。大方お前らがなんかしたんだろ?」
『さあね!あの村に置いてきただけだけど!!』
後ろに飛んでから銃を向け二発発砲
すぐさま短剣と銃を持ち変えてユゾに近づいていた
『ってかそんなのどうでもいいんだよ!それより目的はなんだ!俺たちを探し回ってたんだろ!?』
ユゾ「そうだなぁ……はっきりと言えば、目的はお前らの船長だ」
は、船長って……そらるさん……?
でもなんでそらるさんを……?
ユゾ「ああ、でも殺すって訳でも、この船を始末する為でもねえよ?」
『じゃあ何なんだ!』
そう聞けばユゾは気持ち悪い笑みを浮かべて言った
ユゾ「そいつを、堕とす為さ」
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山犬 - cacaoさん» 君に影響されまくってるんだよ((( (2020年4月3日 17時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - 紅葉狩りさん» 多分初めましてですかね?頑張ります!! (2020年4月3日 17時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - 優@坂田家さん» マジか……じゃあ私に身長おくれな((小四!?……まあ結構長く続いてるからね〜がんばる!! (2020年4月3日 17時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - おかき(狼好き)さん» 塾頑張れっ!ありがとうっ!!! (2020年4月3日 17時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - ココアさん» ああああああありがととととととととととと!!!!!!! (2020年4月3日 17時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山犬 | 作成日時:2019年11月17日 11時