【歌い手】男装海賊少女は青を望む

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あの企画から一週間ほどたったある日




昼飯を食べ終えてから思い思いに過ごそうとしていた俺たちの前に、それを邪魔する敵が現れた




前方に船が二隻




その旗は久しぶりに見るもの




まふ「赤船……」




天月「と、アンダーバー船かぁ……」




ゆとり「あれ、あの二隻って仲悪いんじゃないでしたっけ？」




そんなときに一発、ドンッ！！と宣戦布告とばかりに鳴らされる空砲




そらる「はぁ……とりあえず準備だな。今日は危ないけど全員出た方がいいかもね」




『え、あるふぁたちもってことですか？』




そらる「そ。一隻だったら男共だけで済むだろうけど、二隻となると、ね」




納得はした




したけど……心配だ




ふと近くにいたうら子たちを見た




すると俺の視線に気づいたらしいうら子がニコッと笑う




うら子「大丈夫です。ちゃんと訓練はしてましたし」




さか子「そうですよ！それに今はセン子もおるし」




そう、実は昨日セン子と合流した




昨日が合流の予定日だったので予定通りって訳




『そっか、それなら安心だな。でもだからって気ぃ抜くなよ？危ないから』




しま子「はーい！」




武器を所持しているの以外はそれぞれ取りに行き、他は持ち場へと移動した




ちなみに俺は後ろの甲板




うら子たちと一緒だ




もしもの時は俺が助けるからって約束した




かっこいいだろ？((((




……さーてと、そろそろかなぁ

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