【歌い手】男装海賊少女は青を望む

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『どんどんいくぜ！次はさか子！』




さか子「どれどれ……」




ごそごそと箱の中を探り取り出した紙




いか「えーっと、天月君！！」




天月「僕っ！？」




しぶしぶステージに上がる天月




ポリポリと頭をかいたあと、深呼吸して俺を見た




ん、俺を……？




天月「“……大好きだよ、誰よりも。ほんと、他の女の子なんて目に入らないくらい、君が好き。君の全部、僕にちょうだい？”」




「「「「「熱烈な告白ありがとうございますっ！！！！」」」」」←




いや、なんで俺見ながら言うんだよ




ドキドキを求めてるのはあっちの女性陣だよ




『っ、次はあおい！！！』




あおい「よっしっ！！！坂田さん引くゾッ！！！」←




坂田「はぁっ！？なんで俺やねん！！」




坂田の叫びも聞かぬまま、あおいは箱から紙を取り出した




いか「どれ……っ、あはははっwwwつ、次はwwさ、坂田君！！！ww」




ちゃげ「あははははっ！！！www」




坂田「フラグっ！？」




『wwwwあおいナイスwww』




坂田「ほう……？……ええよ、俺がやるわ。……やけど」




その瞬間、引っ張られる感覚とともに俺はぽすりと包まれてしまった




『………へっ！？』




なんと、そこは坂田の腕の中だった




坂田は俺の頬に手を添えて顔を近づけてくる




うらた「っ、坂田っ！？」




坂田「“……ねえ、いつまでも油断せんといてよ？……俺だって男やねん。気ぃぬいとったらすぐ食べるぐらいできるんやで？……まぁ、あんたから欲しがってもらうのもあり、やけど”」




『っっ！！……坂田変態犬〜〜！！！』




ﾊﾞﾁﾝｯ!!!




え、何したって？




……ビンタだよビンタ(((




ちゃげ「坂田やるなぁ……」




『次っ！！しま子っ！』




しま子「はっ！A隊員、引く準備完了しましたっ！！」




『いいだろう。ではしま子隊員、検討を祈る』




しま子「はっ！！どれどれ……」




ネタ合わせって要らないんだね(？)




いか「でましたっ！次は……まふまふ君っ！！」




まふ「え……胸キュンとか縁無さすぎて知らないんだけど」←




Sou「まふまふさんは普通にってものありですよ」




灯油「いいね、可愛い」←？




『とりまよろしくっ☆』




まふ「わかったよ……」




ん？




おいだから何で俺の方を見る




まふ「“……僕の隣に、いてほしいのは、君だけなんです……ぼ、僕は、ずっとずっと、君のことが好きでしたっ！！”」




「「「「「え、ナニコレ可愛い」」」」」





うん、天使

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