【歌い手】男装海賊少女は青を望む

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センラと話した次の日




治療室のベッドで暇をもて余していた俺は武器の手入れをしていた




あ、そういえば道に捨てた武器を志麻が回収してくれてたらしい




ありがてぇ……((




『うーん……銃は大丈夫そうだけど短剣がなぁ……』




あるふぁは今、昨日の夜に酒を飲みすぎで二日酔いのluzに代わって隣の治療室にいるセンラの診察中だ




ｺﾝｺﾝ




？「……あの、A君？いる？」




『？いるよ〜』




返事を返すと扉ががチャリと開いた




『あれ、シーじゃん。どうした？』




入ってきたのは96の後輩、シロだった




うん、今日も可愛い←




シロ「えっと、本当はあおいちゃんと智世ちゃんが渡しに来る予定だったんだけど……二人とも疲れてか爆睡中だから私が代わりに来たの」




『俺に、渡し物ってこと？』




シロ「うん。セン子さんからの手紙だって」




え、セン子？




……そういえば哉風とかを月夜国の警備隊に引き渡してくれたんだっけ




はい、と渡された白の手紙




裏に「Aさんへ」と書いてあった




『ありがとな。読んでおくよ』




シロ「どーいたしまして！じゃあ私は師匠のところに戻るね」




『おう』




にこにこと笑顔を浮かべて治療室を出ていったシー




あー……タメ口にしてもらってよかったあれかわいすぎるほんと←




？「どっかのバカップルみたいな発言やめなよね……」




『へっ？……あ、あるふぁか。え、もしかして今の声に出してた？』




あるふぁ「バッチリね。聞こえちゃったのかシロちゃん顔赤くしてたけど」




あ、死んだわこれ




鬼母並みに96と、最近シロにも過保護なカイが怒ってる予感がする




『……どうしよ』




あるふぁ「どんまーい。……ってか手紙読まないの？」




『あ、読む読む』←

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